Witching Hour
散策,  ,  

横須賀グラフィティ

日本三大湯豆腐の1つ

そんな言葉を発したのは居酒屋探訪でおなじみの太田和彦さん。
今回はそんな太田さんが日本三大湯豆腐の1つに挙げた「ぎんじ」もある横須賀を取り上げる。

で、突然だけど横須賀と言えば何を思い浮かべる?

「軍港の街」
「基地の街」
「海軍カレー」
「ネイビーバーガー」
「スカジャン」

他にも色々あるがパッと思い浮かぶのはこの辺りだろうか。
東京から約1時間程度と、近いながらも独特の空気を感じる横須賀。
江戸時代の頃から国防の拠点とされ、黒船来航など歴史の表舞台にも登場するなどの近代化や国防における要所として発展してきた側面もあり、また、横須賀海軍施設(通称:ベース)があることから、どこかアメリカンナイズな所もある。
そんな魅力ある横須賀をツアー仕立てで紹介していこう。

横須賀グラフィティツアー(日帰り)

JR横須賀駅からスタート
改札を出て左手に行くとヴェルニー公園があり自衛隊海軍や米軍のドッグを眺める事が出来ます。
景色を眺めながら公園を進むと「軍港めぐり(約45分)」の乗り場があるので参加してみるのもあり。海上から見る自衛隊&米海軍の艦船は中々の迫力がありますよ。

公園を抜けたら16号線を渡ってどぶ板通りへ。
どぶ板は日本とアメリカの雰囲気が良い具合に融合した特色ある商店街。
(夜になると駐留する米兵さん達も遊びに繰り出しくるので一気にアメリカンな雰囲気になります。)
どぶ板通りで「ネイビーバーガー」でも食べたら食後の散歩がてら三笠公園に行ってみよう。
三笠公園と言えばやはり「戦艦 三笠」艦内は記念館として解放されているので、お時間があればぜひ。ちなみに三笠公園の横には東京湾の無人島「猿島」へ渡れる渡船乗船場もあるので、こちらもご興味があればぜひ。
さて、横須賀駅から三笠公園まで寄り道の内容にもよるけど大体2㎞ちょっとと結構歩いたので、喉も渇いてくる頃。時間も頃合、大人タイムに突入しましょう。

イブニングドリンク(EVENING DRINK)

横須賀は小さい街ながら飲み屋も多い。
そんな中、今回は冒頭にも触れた「大衆酒場ぎんじ」をオススメしたい。
横須賀の中でも老舗の大衆酒場として地元の呑兵衛にも愛され続けているぎんじ。基本的に土日祝(第4土は営業)休みと、週末に訪れるのは中々難しいがチャンスがあればぜひ訪れて欲しい。のれんをくぐると昭和にタイムスリップしたかのような店内が広がり、杯が進むにつれ時間が経つのを忘れてしまう、そんな素敵な大衆酒場です。

さて、ぎんじを後にしたら京急横須賀中央駅の方へ。(ぎんじから徒歩約5分)
ここで早めの帰路に就くもよし、飲み足りなければ横須賀中央駅の横に「若松マーケット」という古い飲み屋街があるのではしご酒を楽しむのもあり。駅近なので多少深酒しちゃっても大丈夫か?笑
最後は京急横須賀中央駅から帰りましょう。(快特に乗れば1時間かからずに都内に戻れますよ)

こんな感じで少し的を絞った横須賀をコンパクトにご紹介しましたが、じつは私は横須賀が地元。まだまだ取り上げたい所も沢山あるので、いずれ第二弾でもやりたいと思います。

最後に…
JR横須賀駅
駅構内に階段が無いことでも一部の鉄道ファンの間では有名であり、現在の駅舎も戦時中に作られ殆ど変わらない姿のまま現在も使われている。
もし興味があればちょっと古い映画ですが、今村昌平監督の「豚と軍艦」をご覧ください。1960年代の横須賀の雰囲気が感じられます。横須賀駅もその頃のまま。

どぶ板でお店選びに迷ったら米軍横須賀基地の真向かい(正面ゲート前)にある「ハニービー(HONEY BEE)」がオススメ。

もしぎんじが入れなかったら…
京急横須賀中央駅の近くにある「中央酒場」へ。
こちらも老舗の大衆酒場でいつも賑わっている良い居酒屋です。

WITCHING HOUR MASTER | グラフィックデザイナー | Tokyo, Japan